id_rsa⇒pem⇔ppk 相互変換
2015年5月25日秘密鍵の変換方法をまとめました。
ちなみにputtygen.exeはPuTTYに含まれています。
PuTTYはいろいろ派生があるけど、このPuTTYを使用しています。
そして秘密鍵の形式って色々あるけど、ざっくりこんな感じ。
・id_rsa
Linux上での下記コマンドなどによるssh鍵作成をした際に生成される秘密鍵です。
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$ ssh-keygen -t rsa |
通常は、この操作により
$HOME/.ssh/ディレクトリに秘密鍵(id_rsa)と公開鍵(id_rsa.pub)が作成されます。
・pem
OpenSSH形式の秘密鍵
AWS(Amazon Web Service)で初めてインスタンスを立てた際に、KeyPairが作成されます。
この時作成されたKeyPairはpemファイルです。
TeraTermなどのターミナルで利用可能です。
・ppk
PuTTY形式の秘密鍵
WinSCPを使用する際はこの形式の秘密鍵が必要です。
Tera Termなどのターミナルでも利用可能です。
では、本題の変換方法を解説します。
id_rsa ⇒ ppk
- puttygen.exeを起動
- [Load] をクリックしてid_rsa をロード
- ロードできたら、[Save private key] をクリックしてppkファイルを保存
ppk ⇒ pem
- puttygen.exeを起動
- [Load]からppkファイルを選択
- メニューの[Conversions]>[Export OpenSSH key]でエクスポート
pem ⇒ ppk
- puttygen.exeを起動
- メニューの[Conversions]>[Import Key]を選択
- pemファイルを選択し、任意でパスワードを設定
- [Save private key]ボタンでppkファイルを生成